警察犬
いわば、犬の国家公務員である警察犬。
テレビやドラマなどで目にするという方も多いでしょう。
日本の警察犬は、実はすべてが警察で直接飼育されているわけではありません。
現在日本には1500頭余りの警察犬がいますが、警察直属の警察犬は、実はほんの1割。
残りの9割は、一般家庭や専門の施設などで訓練されている、嘱託警察犬なのです。
嘱託警察犬の審査基準や内容は、都道府県によって異なっています。
例えば神奈川県では、『足跡追求』と『臭気選別』の二つの科目で嘱託警察犬が採用されていますが、埼玉県ではそれに加え、『警戒』『地域捜索』の科目でも警察犬を募集しています。
また、嘱託警察犬に採用される犬の犬種も、特に決まっているわけではありません。
近年では、チワワが警察犬になって話題となりました。
一般家庭の犬でも、警察犬として活躍することは十分にありえます。
これぞ、と思う方は、お住まいの地域の警察犬採用試験にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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最終更新日:2021/4/21